2025年3月30日日曜日

Tijuana LP改め、esAlice改め、Woorden

もともとは「Tijuana」のロープロファイル版を作ろうとして作ったので「Tijuana LP」と呼んでいたけど、Alice配列っぽくもあるので「esAlice」(似非Alice)って名前にいったん落ち着いた。

しかし、Alice配列は曲線配列にはなってなくて、キー配列のブロックが真ん中でまとまった形で折れているので、ちょっとこの名前は体を表してないなぁ〜、と思い、再び「Woorden」に改名した。

pidcodesにはプルリクを送ってはいるけど、まだマージされていないのでキーボード名称を変更してコミット/プッシュしておいた。

で、名前はこのままいくとして、「Tijuana LP」としてJLCPCBに製造してもらったPCBは、一回所だけ配線ミスがあり、ジャンパを飛ばさないと動かない状態だった。最初はピンヘッダを短く切り配線を削り露出させたパターン間をジャンパした。

ピンヘッダでジャンパ


しかし、これは見た目も悪いし厚みもあるし、なんかのきっかけで引っ掛けたりすると取れそうだったので、アルミ箔を幾重にも折りたたみハンダで固定し、上から紫外線硬化レジンでコーティングした。

アルミホイルでジャンパ

そして、このPCBの設計に使ったRP2040-Zeroのフットプリントが、以前に使ったことのなかったもので、ピンを刺すスルーホール径が1mmになっていて、コンスルー未対応になってしまった。とりあえず自分の使う分は自分でジャンパを飛ばして、RP2040-Zeroはピンヘッダでハンダ付けした。

MCUをピンヘッダでハンダ付け
 

ケースは最初、ミントグリーンのフィラメントで印刷した。スイッチプレートを白にして、白を基調としたイメージでまとめようと思っていたので、合うかなと思ってAmazonでポチっておいた。最近は、ケースを印刷する時に水平方向に印刷するのではなく、垂直になるように印刷している。

ケースを3Dプリンタで印刷

こうするとビルドプレートから簡単に剥がせるのと、ほとんどサポート材が要らないので造形が綺麗になるというメリットがある。このミントグリーンのケースに装着するとこんな感じ。

ケースを装着

光らせるとこんな感じ

LED点灯

しかし、やはり白いケースのほうが似合うような気がして、マットホワイトのフィラメントでケースを印刷してみた。

マットホワイトのケース

しかし、しかし、半透明好きの嗜好がうずうずしてきて、半透明フィラメントを買ってしまったので、同じくケースを印刷してみた。ついでにロータリーエンコーダーノブも印刷した。

半透明フィラメントのケース

なんか、かなり迷走しているが、今のところこのケースで落ち着いている。ロータリーエンコーダーノブはマットホワイトのものに戻している。

FR4のスイッチプレートそのままだと、なんか見た目がショボく感じるので、半透明フィラメントでデコレーションプレートを印刷してみた。デコレーションプレートは縦では印刷出来ないので、左右分割印刷になる。固定方法はケースにデコレーションプレート用のネジ穴はないので、スイッチプレート固定用の穴を流用する。

デコレーションプレートを装着

使っているキースイッチはChoc v2なので、CherryMX互換用のNPプロファイルキーキャップだと、盛大に底打ちをしてしまう。なので、XVXロープロファイルのキーキャップに交換した。
(デコレーションプレートがちょっと厚かったのか、ロープロファイルキーキャップでも底打ちしてしまう…)

XVXロープロファイルキーキャップ

この状態で頒布しようと思ったが、

  • ジャンパが必要
  • コンスルー非対応
  • ケースを印刷しないといけない
などの関係でBOOTHには出せていない。ジャンパを解消し、コンスルー対応のフットプリントに修正した設計は終わっているが、まだ製造には出せていない。
修正版


Tijuana LP改め、esAlice改め、Woorden

もともとは「Tijuana」のロープロファイル版を作ろうとして作ったので「Tijuana LP」と呼んでいたけど、Alice配列っぽくもあるので「esAlice」(似非Alice)って名前にいったん落ち着いた。 しかし、Alice配列は曲線配列にはなってなくて、キー配列のブロック...